生活支援

(過去の取り組み)ちゃれんじホーム

ホーム > 生活支援 > (過去の取り組み)ちゃれんじホーム

ちゃれんじホームとは?

ちゃれんじホームとは?ちゃれんじホームとは?

ちゃれんじホームちゃれんじホームは、正式名称を名古屋市知的障害者地域生活体験訓練事業で、名古屋市がグループホームの拡充を進める中で、体験の場が必要と考え始まった事業です。平成 17年 10 月のスタートはモデル事業(東区 1 か所)として始まって、平成 19 年 4 月には本事業(市内2カ所)となり、令和5年3月までの17年6ヶ月間で、数多くの方が利用しました。

当初は、グループホームへのニーズの高さから、申し込んでも中々利用に繋がらないことがありました。その後、市内のグループホームが増えたこと、法制度で体験利用が出来る様になったこと等から、申し込みが年々縮小傾向になって行きましたが、各区にある障害者基幹相談支援センター(旧:障害者地域生活相談支援センター)が地域のお住まいの障害の方のニーズを繋いで頂いたことで、長い間続いた事業と思っております。

下記に、当法人が受け持っていた「ちゃれんじホーム筒井」の利用の様子の掲載やアンケートを取りまとめしてありますので、ご興味のある方は、ご覧いただけると幸いです。

ちゃれんじホームの様子

ホーム内にてホーム内にて

みんなで食事 皿洗い・片付け
みんなで食事 皿洗い・片付け
夕食準備手伝い1 夕食準備手伝い2
夕食準備手伝い1 夕食準備手伝い2
洗濯 掃除
洗濯 掃除

外出外出

外食(中華料理) 近くの公園で花火
外食(中華料理) 近くの公園で花火

余暇活動余暇活動

水族館 カラオケ
水族館 カラオケ

地域交流地域交流

地域の祭に参加(天王祭)
地域の祭に参加(天王祭)

利用者の声

本事業利用後に、利用者、保護者、関係者の方にアンケートに答えていただきました。
(平成17年度第1期~令和元年度第2期)

1)「ちゃれんじホーム筒井」の利用期間について1)「ちゃれんじホーム」の利用期間について

利用者 保護者・関係者
短かった 52名 短かった 55名
丁度良かった 83名 丁度良かった 101名
長く感じた 37名 長く感じた 34名
未回答 42名 未回答 24名

2)楽しかったことは?2)楽しかったことは?

・仲間と会話したこと。 ・毎日の食事が楽しかったこと。
・買い物に行ったこと。 ・勉強ができたこと。
・みんなでバーベキューしたこと。 ・みんなと生活ができたこと。
・みんなで外食したこと。 ・スタッフが優しかったこと。
・カラオケに行ったこと。 ・料理したこと。
・洗濯をしたこと。

3)一人でできるようになったことは?3)一人でできるようになったことは?

・食器の後片付け。
・料理、洗濯。
・身のまわりのこと(就寝準備、仕事の用意)。
・お小遣帳をつけれる様になった。

4)難しいと思ったことは?4)難しいと思ったことは?

・挨拶が苦手でした。
・ちゃれんじへの取り組みの理解(母)。
・みそ汁、ホットケーキをつくること。

5)将来どんな生活がしたいですか?5)将来どんな生活がしたいですか?

・仲間、友達と共同生活をしたい。
・グループホーム(ケアホーム)で生活したい。
・家族と一緒。
・一人暮らし。
・家族と旅行に行ったり食事に行ったりしたい。
・できることをふやしてみたい
・ペットとも暮らしたい。

6)嫌だったことは?6)嫌だったことは?

・家に帰れなかったこと。
・よく寝れなかったこと。
・テレビチャンネルをかえられたこと。
・お漏らしをしたこと。
・ケンカしたこと。
・掃除が難しかった。
・コミュニケーションが上手く取れなかった。

7)保護者の主な意見、感想7)保護者の主な意見、感想

・性格が明るくなり、よく話しをするようになりました。
・今後、集団生活に慣れるように願っています。
・初めは、毎晩電話がありましたが、時間とともに無くなり、自立心が前より2倍になりました。
・楽しい3ヶ月間だった様です。
・生まれてはじめて、家の外での生活でかなり心配がありましたが、スタッフの皆さんのおかげです。ありがとうございました。
・今回の体験をグループホームにつなげたらと思ってます。何か情報があれば是非お知らせ下さい。
・本人にとって初めての方々との関わりをとおして得られたことが多かったと思います。同じように、親同士の交流の機会があれば勉強させていただけるのでは無いかなあと思いました。
・ちゃれんじホームを利用して、グループホームを単語から、物として認識できているようです。

8)その他8)その他

・2度目のちゃれんじホームを希望します。
・健康管理、金銭管理の援助、余暇支援をするには、3ヶ月では短いと思います。

利用状況(継続利用、複数利用含む)

利用状況利用状況(継続利用、複数利用含む)

令和元年11月1日現在

期間 利用者の状況
平成
17年度
第1期

令和
元年度
第2期
年齢 10代 20代 30代 40代 50代 60代
11名 84名 59名 41名 18名 1名
性別
140名 74名
障害名 知的障害 自閉症 ダウン症 その他
139名 51名 15名 9名
愛護
手帳
4度 3度 2度 1度 旧障害
区分
1 2
43名 100名 53名 18名 10名 6名
障害認定区分 1 2 3 4 5 6
8名 64名 64名 32名 21名 9名
日中
活動
福祉施設 一般就労 その他
135名 77名 2名

利用後の状況利用後の状況(継続利用、複数利用含まず)

希望 グループホーム いずれは
グループホーム
一人暮らし その他
61名 114名 16名 23名
現在 グループホーム 通勤寮 一人暮らし 在宅
39名 2名 5名 168名